LPガスはご家庭や施設などそれぞれに供給される「分散型エネルギー」のため、災害時の対応力に優れ、発電や冷暖房、給湯、または車を動かすなど、さまざまな力で暮らしをささえているのです。
通常時も非常時も使えるエネルギーです。
都市ガスと違いLPガスはどこにでも運ぶことができるため、避難所でもあたたかい料理が食べられて、お湯も沸かせます。
給湯やお風呂が使える
「お湯を沸かす」
炊き出しセットを使って
「近隣の方への炊き出し」
突然の停電でも、ガス発電機を使うと照明や情報通信などにも困りません。
照明をつけて
「明るさの確保」
電源を通して
「情報通信の確保」
自動車の燃料に、LPガスとガソリンの両方を使用できる自動車があります。
LPガスとガソリンで車が走る
「物資や人の運搬」
LPガスでガスエンジンを動かし、高効率・省エネを実現するGHP(ガスエアコン)があります。
冷暖房を使って
「暑さ寒さ対策」
緊急時に川・井戸・防火水槽などの淡水や海水から飲料水を製造する浄水器があります。
雨・海・川の水から飲料水に
「飲料水の確保」
LPガスは容器に充填してどこにでも運ぶことができるため、離島・山間部や被災地へもすぐに届けられます。
どこにでも供給できる
「持ち運べるエネルギー」
大きな震災や災害を目の当たりにし、たくさんの教訓や知識を得た今、私たちをとりまく環境は大きく変わろうとしています。
より頼りになるエネルギーインフラへの関心もそのひとつです。
「LPガス」というエネルギーが、今なぜ病院・学校・公共施設などで導入されているのか、その疑問と答え、そして効果的なメリットをまとめました。
暮らしのパートナーとなるLPガスの”やさしさ”にふれてみてください。
LPガスを使用しているご家庭には、通常2本のボンベが置かれています。
そのうちー本は、予備という扱いで、常にたくさんのLPガスが残っています。
これが、災害時には「軒下在庫」として活躍します。
さらに、大きな施設であれば、LPガスの供拾をより安全かつ迅逮に行うことができる「災害対応型LPガスバルクユニット」を設置すると、その建物が災害時に避難所・支援所としての機能を求められたときに、炊き出しや暖房、給湯、発電など、さまさまな「命」をつなぐ役創を果たします。
通賞時はもちろん、災害時にライフラインが寸断された状況でも、LPガスの供給を安全かつ迅速に行うことができる、それが「災害対応型LPガスバルクユ二ット」です。
地震や豪雨など大規模災害により電気や都市ガスなどのライフラインが寸断された状況でも、LPガスによる工ネルギー供給を安全かつ迅速に行います。
炊き出しの訓練や、寒い時期を想定した暖房提供の訓練など、地域や施設の防災活動に貢献できます。
日常においては、家庭のLPガスボンベよりも大量に貯蔵するバルク貯槽として、LPガスを調理や空調に利用できます。
「災害対応型LPガスバルクユ二ット」なら、災害時の炊き出しや給湯、暖房、電源確保など、さまざまな用途に役立ちます。
災害発生の初期対応に十分な供給能力を持っているため、施設が避難所・支援所としても活躍します。
地震や豪雨で停電しても、発電を行い施設内を平常に保ち、さらに近隣住民の方へ避難所としての迅速な災害対応が行えます。
明るさ確保
照明をつけて常に明るさを確保します。
情報手段確保
電源を使って、いつでも災害情報などを確認できます。
お湯が使える
あたたかいお風呂にも入れます。
炊き出し
施設内や近隣の方への炊き出しができます。
暑さ寒さ対策
冷暖房を使って温度を快適に保ちます。
どこにでも供給
ボンベなどの容器でどこにでも運搬可能です。
物資や人の運搬
LPガスとガソリンで走る車があります。
飲料水の確保
雨・海・川の水から飲料水がつくれます。
ボンベなどの容器で各家庭へ個別に供給されるLPガスは、家のとなりにエネルギー保存庫を置いているような状態といえます。
ボンベとの距離が近いため、調査・点検・補修をピンポイントで迅速に行うことができるのです。
都市ガスエリアの方も災害対策を考えるならLPガスとの併設がおすすめです
都市ガスエリアでLPガスを併設すると、日常的に使用可能であり、災害時には復旧が早いため避難所や支援所の拠点として施設や地域の安心にもつながります。
LPガスは容器に充填してどこにでも運ぶことができます。
このため、離島や山間部などの地域における重要なエネルギー源として、幅広く利用されています。
また、被災地や停電発生地域でもエネルギー減として活躍します。
未だ寒さも残る3月11日、どこでも運べてすぐに使えることから、LPガスは震災の発生直後から避難所の炊き出しなどで活躍するほか、電気・水道・都市ガスなど寸断されたライフラインのなかで、最も早く復旧したという実例が報告されています。
▲東日本大震災の避難所での炊き出しコンロにLPガスを活用
▲東日本大震災の被災者への仮設住宅の熱源にLPガスを活用
出展:日本LPガス協会
私たち日本工ネルギ一は、災害時にLPガスの安定供給を行うため、「災害時対応中核充填所」として国から指定を受けました。
そのため、停電時でも自社で充填作業ができるよう自家発電設備や、通信機器が使用困難になっても地方自治体などと連絡が取れるよう衛星電話を設置しています。
LPガス
発電設備
衛星電話
緊急車両
昭和38年にLPガス販売開始以来、東京・神奈川・山梨を中心に、「LPガス」を安全にお届けしております。
これからも豊かで快適な暮らしをご提案し続ける地元密着型企業として、安定供給を実現し地域社会に奉仕してまいります。
施設のマイコンメーターと集中監視センターを電話回線などで結び、24時間体制でLPガスの異常を監視しています。
もし異常を感知したときは、すぐに集中監視センターに情報が入り、施設に電話で状況を確認します。
ガスの流れや圧力などに異常が発生した場合に自動的にガスを遮断したり、警告を表示したりする機能をもった、日々の安全のための装置が「マイコンメータ一」です。