『ベトナムから実習生 日本エネルギー容検所に受け入れ 』
日本エネルギー(本社・八王子市、清水良真社長)は一昨年から、同市MIYAMAブルーガスセンターの容器検査所で継続的にベトナムの技術実習生を受け入れている。
現在、18歳から20歳台までのベトナム人男性5人がが検査合格容器に充填期限や社名などのマーキングする作業に従事している。
2015年12月に3人を受け入れ(うち1人は家庭の事情で帰国)、今年も3人を受け入れる予定。住宅は同社が近隣のアパートを借り上げた。
外国人技能実習制度は、開発途上国の経済発展と産業振興を担う人材を育てるため、海外からの実習生を日本の企業が最長3年受け入れて技能を習得させる公的制度。
日本語は母国の送り出し機関で教育を受け、来日後も日本語学校に通う必要があるほか、技能については年1回の基礎級技能検定で一定の修得レベルをチェックされる。
久田静執行役員バルク処理事業部長は「人手不足の悩みから技能実習制度の活用を決めた。実習生の技能習得と家計の支援を通して国際貢献にもつながる。専門用語の説明に苦労することもあるが、よく頑張ってくれている」と評価する。
プロパンガスの容器は、自動車の車検制度と同じで、製造から5年後に検査をしなければいけません。その後も使用するには、更に5年毎に検査が必要です。
ただし、製造から20年を経過した容器は2年毎に検査が必要となります。
当工場では、このような容器検査を行っています。
お客様に安心してご利用していただけるよう、日々厳しい管理体制で仕事をしています。
東京都八王子市美山町
容器検査
工場全景
プロパンガスの容器は、製造後20年を経過すると、2年毎に検査をしなければいけません。
費用がかかり不経済になりますので、鉄くずとしてリサイクルできるよう容器として使えなくする処理をおこなっています。
また検査で不合格となった容器も同様に処理を行っています。
群馬県みどり市
廃棄容器処理
工場全景
1.容器を逆さまにし残っているガスを回収します
2.バルブを取外します
3.温水を容器に投入加圧して問題ないか調査します。
調査後排水し乾燥させます。
4.古いラベル&塗装を取り除きます。
5.刻印を登録します。
6.コンベアーにて塗装ブースへ運びます。
7.コンベアーにて塗装ブースから塗装完成
8.新しいバルブを取付ます
9.容器に法令に定められている表示を塗装表記します
10.外観検査を行い出荷先ごとのラベルを貼り出荷を待ちます
11.出荷
1.容器を逆さまにし残っているガスを回収します
2.バルブを取外します
3.容器を半分に切りプレス機で粉砕します
4.製鉄工場へ出荷
リサイクルされます